高力芳照 作 「備前窯変手びねり酒呑」(商品No. 7159) |
22,000 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑(手びねり)です。
令和5年10月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」どちらにも偏らずバランスの良い窯変となっています。
しっかりと焼き込まれた灰被り窯変は一部が海鼠肌となっていますが、
場所が少し変われば深緑色のカセ胡麻となっていたり、
登り窯らしい変化に富んだ焼きが見る者を楽しませます。
正面部分の抜けはほんのりと緋色が出た土味が顔を覗かせていますが、
隈取や見込みや側面など、微妙な位置の違いで目まぐるしく色合いが変化しています。
さらに本作はタイトル通り、轆轤を使わない手捻りで制作されており、
手捻りによる力強い立ち上がりが、前述の窯変を見事に引き立てています。
まるで禅画の円のような堂々とした力強い高台も面白く、
まるで恵比寿の満面の笑みのような表情の高台は、
手捻りだからこそ出せたであろう絶妙な味わいがあります。
共箱(四方桟)
径7.8cm×7.7cm×高さ4.7cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-12-13