あとがき
今回のあとがきは、去年撮影した芳照先生の工房の写真を使いました。
ご挨拶で書きました通り、備前閑谷はとても静かでいい所です。
作品に自然の風景が写り込むのは、
この美しい木々に囲まれたこの環境のせいかも知れません。
見渡す限りの緑の中で、
手元では優しい土くれが両手を包み込んでくれます。
しばらくすると鳥の囀る声が静かな森に響き、とても心地良いです。
僕自身、芳照先生の作品を手に取れば、
まるでこの場所に居るかのように心が落ち着いてきます。
きっとこの場所に流れる悠久のリズムが、
芳照先生の作品の中にも宿っているのでしょう。
今回の作品の中にもそのリズムが内包されています。
そのリズムに身を任せて楽しんで頂ければ幸いです。
All word and photo by katsuya kawaguchi
Special thanks to Yoshiteru takariki,His family,staff,and You!!!