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藤原 和 作 「備前茶碗」
(商品No. 4654)
45,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝の祖父と父の下に生まれ、単純・明快・豪放の基本理念を守りながら、独自の造形を探求する藤原 和先生の備前茶碗です。壺などの口に伏せて焼かれた作品で、本来大壺などに掛かるはず大量の黄胡麻をその身にたっぷりと浴びた作品です。高台を頂点として胡麻が溢れるように流れ出しており、幾条もの胡麻流れの線となって流れ落ちています。これだけの激しい火に晒されておりながらも奇跡的に変形や歪みなどはなく、藤原備前のモットーである単純明快の反映した綺麗な円の造形となっています。もう一つの特徴である重厚な紫蘇色も見込みいっぱいに広がっており見事です。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径12.6cm×径12.3cm×高さ8.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2017-07-17
■作者(藤原 和)について
藤原 和先生は人間国宝の藤原 雄先生のご長男で、祖父は人間国宝の藤原 啓先生です。1980年から祖父と父に師事し陶芸を始められました。1988年に独立して1990年に初窯を焚いています。花器や食器を主に製作。作品ののびやかさが持ち味です。岡山、東京、京都、大阪など各地で個展を開いています。1994年に「備前藤原三代展」開催。2002年、日本学士会功労賞を受賞されました。2004年、茶道裏千家淡交会中国支部顧問に就任されました。2006年、陶心会会長に就任されました。
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