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金重道明 作 「備前酒呑」
(商品No. 4839)
65,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の備前酒呑です。窯奥にて蒸し焼きのようにして焼き上げられ、金重の土に絶大な信頼を寄せていた道明先生らしい土味一本で勝負する酒呑となりました。とても地味で窯変らしい窯変と言えば、口縁に薄っすらと乗った胡麻ぐらいでありますが、それ故に剥き出しの土肌を余すところなく堪能できます。金重陶陽先生と共に仕込んできた良質の土は大まかに分けて四色にも変化しており、火の当たり加減の微妙な変化によって、濃紫色→紫蘇色→橙色→小豆色へと変化しています。香り立つような風情のある土味に加え、静かで威厳のある造形はさすが道明先生らしい品格があります。
■作品の概容
共箱(二方桟)
径6.3cm×径6.3cm×高さ5.4cm
■作品画像
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公開日時:2017-12-06
■作者(金重道明)について
金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。
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