<< 戻る | 買い物かごを見る |
金重道明 作 「備前平茶碗」
(商品No. 4866)
120,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の極上の備前平茶碗です。道明先生中期頃の力作で、父である金重陶陽先生の晩年期の茶碗と見紛うような見事な色合いとなっています。粒子が細かくマットな質感の黄胡麻、ネットリとした明るい茶褐色の土味、高台と見込みに差し込んだ土の良さを感じさせる緋襷と、見事という他にない素晴らしい味わいとなっています。土と焼きにおいて金重陶陽先生の力作と見紛うような逸品ですが、唯一高台のみ道明先生の個性が顔を覗かせており、真面目でカッチリとした削りながらも堅苦しさを感じさせず、道明先生の穏やかで真面目な人柄がよく出た作風となっています。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径17.7cm×径17.4cm×高さ6.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2017-12-27
■作者(金重道明)について
金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。
関連商品