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越智富雄 作 「鼠志野酒呑」
(商品No. 5301)
8,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
安倍安人先生のもとで黙々と窯焚きに励み、未だ満たされぬ想いを陶にぶつける越智富雄先生の窯出しされたばかりの新作鼠志野酒呑(ぐい呑)です。越智先生らしい強い拘りが感じられる鼠志野で、一般的な鼠志野であれば青みがかった鼠色を想像しますが、鉄化粧が非常に濃い茶褐色となっており力強く硬派な仕上がりになっています。可愛らしい鼠というよりも夜の闇に生きる獣の皮を想起させ、酒による変化すら受け付けないであろう硬質の肌は、孤高の存在としてこの酒呑を確立させています。こちらの作品は仕上げの長石釉がプツプツと泡立った柚子肌になっています。瀬戸黒茶碗のように見込みが深く、大変大振りで迫力のある酒呑になっています。
■作品の概容
共箱後日
径7.3cm×7.1cm×高さ6.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-12-20
■作者(越智富雄)について
越智富雄先生は1949年に愛媛県で生まれ、愛媛県立新居浜工業高校を卒業しました。
1969年からは会社勤めの傍らで鷹美術で絵画と彫刻の勉強に励みました。
1976年に愛媛県にて安倍安人先生の窯焚きの助手を務めながら薫陶を受けました。
1998年に岡山県瀬戸内市牛窓の安倍安人先生の工房敷地内にご自身の窯を築窯されました。
彫刻や絵画を学んだ経験を生かしながら備前焼作りに取り組まれています。
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