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越智富雄 作 「瀬戸黒酒呑」
(商品No. 5670)
8,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
安倍安人先生のもとで黙々と窯焚きに励み、未だ満たされぬ想いを陶にぶつける越智富雄先生の瀬戸黒酒呑(ぐい呑)です。越智先生が新たに挑戦された瀬戸黒の酒呑で、茶碗のように繊細かつ大胆な作り込みと、墨を練ったような深い色合いの引き出し黒がバランス良くまとまっています。濃厚な黒色の釉調はよく見れば非常に微細な粒子が含まれており、それらが幽かに輝く星のようでもありまさに宇宙色の釉掛けとなっています。酒呑としては破格の大きさですが瀬戸黒茶碗をコンパクトにしたような凛々しい造形で、黒という釉薬の器の「線」を秘め隠してしまうという特性を、エッジの効いた鋭く力強い高台作りで見事中和しています。
■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
径7.0cm×6.8cm×高さ6.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2019-11-06
■作者(越智富雄)について
越智富雄先生は1949年に愛媛県で生まれ、愛媛県立新居浜工業高校を卒業しました。
1969年からは会社勤めの傍らで鷹美術で絵画と彫刻の勉強に励みました。
1976年に愛媛県にて安倍安人先生の窯焚きの助手を務めながら薫陶を受けました。
1998年に岡山県瀬戸内市牛窓の安倍安人先生の工房敷地内にご自身の窯を築窯されました。
彫刻や絵画を学んだ経験を生かしながら備前焼作りに取り組まれています。
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