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伊勢崎晃一朗 作 「引出黒面取茶碗」
(商品No. 5543)
160,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作引出黒面取茶碗です。焼成中に窯から引き出す引き出し技法によって、窯変や景色全体が宝石のようになる変化を起こしており、塗り土による黒の部分は黒曜石のようなクリアーな色合いになり神秘的な景色に圧倒されます。本作はこれまで晃一朗先生が手掛けられてきた面取り型の茶碗の最新作で、真四角に近い四方茶碗のような造形をより進化させ、菱形のような大胆なシルエットにしています。大きなナタのようなもので一気に削ぎ落としたかのようで、敢えて削り取る際に土の縁を残した部分では削りの鋭さと速さと正確さを物語っています。大きな傾斜のようになった面取りが引出黒にも面白く作用し、胡麻が斜面を滑り落ちながら冷え固まる事で、施釉陶では見ることの出来ない自然釉が流れ行く様をそのまま留めた見事な景色になっています。(底部の形状と自然釉の付着によりやや不安定になっております、予めご了承ください)
■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
径16.5cm×15.9cm×高さ9.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2019-07-06
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は、人間国宝の伊勢崎淳先生のご長男として岡山県備前市で生まれました。伊勢崎家は祖父に当たる伊勢崎陽山先生、伊勢崎満先生と伊勢崎淳先生を筆頭に多くの陶芸家を輩出しています。伊勢崎晃一朗先生は1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事して約2年間陶芸を学び、美術や陶芸の視野を大きく広げました。2000年に帰国後、父の下で陶芸家として独立しました。
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