人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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金井春山 作 「備前飛獅子香炉」

金井春山 作 「備前飛獅子香炉」

(商品No. 5843)
190,000 円(税込)

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■作品の特徴

その生涯を細工物一筋に生き、激動の時代を駆け抜けた備前が誇る名工金井春山先生の備前飛獅子香炉です。備前細工物の長い歴史の中でもトップクラスに作品数が多く、まさに代表的なモチーフと言っても過言ではない獅子を躍動感たっぷりに表現した香炉です。勢い良く後ろ脚を跳ね上げた獅子の細工は、筋肉の盛り上がりまでも見事に表現しており、本当に生きているかのようです。耳にも作者のこだわりが詰まっており、イヤリングのような輪耳は存在感がありながらも作品全体の趣向と見事に調和しています。作品全体はオーソドックスな焼き色となっており、細工物の楽しみである細部の表現の邪魔にならないように留められています。三脚部にそれぞれ焼成時の剥がれ跡がありますが使用上問題はございません。(内部を見ると使用されていた痕跡があります)

■作品の概容

共箱(四方桟)
耳含む径19.2cm×径13.7cm×蓋含む高さ20.4cm

■作品画像

金井春山 作 「備前飛獅子香炉」 #1 金井春山 作 「備前飛獅子香炉」 #2 金井春山 作 「備前飛獅子香炉」 #3 金井春山 作 「備前飛獅子香炉」 #4 金井春山 作 「備前飛獅子香炉」 #5 金井春山 作 「備前飛獅子香炉」 #6 金井春山 作 「備前飛獅子香炉」 #7

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2020-04-12

■作者(金井春山)について

金井春山先生は、明治37年に伊部に生まれました。大正8年に西村春湖先生に弟子入りし十数年修業されました。師春湖先生の作風を継ぎ細工物が得意で、細工物に生涯をかけた昭和の名工であります。昭和34年、皇太子殿下御成婚に鶴の置物を献上されました。昭和47年に備前陶芸センターの講師として、後進に細工を指導し後継者の養成に尽されました。昭和49年には黄綬褒章を授与されています。昭和57年4月に亡くなられました。


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