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池西 剛 作 「備前酒盃」
(商品No. 6026)
20,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
不言窯の名の通り不言実行で古の名品へと挑戦し続け、華麗かつ大胆な作品で人々を魅了する池西 剛先生の前作の備前酒盃(ぐい呑)です。
2007年から2010年頃までの間に制作された備前手の酒呑です。
備前の代表的な焼き上がりである胡麻と桟切りが出たぐい呑ですが、
研究を重ねた焼成によって非常に存在感のある景色となっております。
正面に配された重厚な桟切りは古備前と見紛うような存在感があり、
乾いていてもなお湿った岩肌のような妖しげな光沢感がたまりません。
数センチ刻みで光沢感がどんどん変化する土肌も面白く、
元々の蕩けるような土味が複雑な陰影によってより奥深い肌へ変貌しています。
古備前を彷彿とさせる粒の小さな飛び胡麻も奥深い土肌にマッチしており、
特に見込みのマットな肌にゆっくりと着地した黄胡麻はたまらない色気があります。
酒呑ながら茶碗のように呑み口へと自然に口が誘われるようになっており、
池西先生の古陶磁研究のエッセンスが詰まっています。
新品で購入後にそのまま開封することなく大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.9cm×6.5cm×高さ6.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-10-11
■作者(池西 剛)について
池西 剛先生は1961年に大阪府吹田市で生まれました。
その後、各地にて日本・朝鮮・中国の陶磁を学びました。
1994年1月に愛媛県今治市に五連房式登窯と単室窖窯を築窯しました。
1995年より個展を中心に作品発表を続けています。
2012年には岡山県備前市和気町にも工房を設立しました。
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