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金重 愫 作 「備前酒呑」
(商品No. 6046)
88,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、
金重 愫先生の極上の新作備前ぐい呑です。
窯変を狙う際にはとことん焼き込む愫先生ならではの、
まるで土が焼き切れるかのような重く激しい窯変が出ています。
しかし作品正面とその脇には初な土肌がしっかりと残されており、
窯変の激しさだけではない、備前土の魅力を引き出した作品となっています。
ほんのりと緋色を残した抜けは使い味も良く、
さらに緩やかな三角に整えられた造形も相まって、
両脇から激しい窯変が迫り出してくるような景色も眺められ、
まさに登り窯の景色の面白さを凝縮した形となっています。
見込みも強烈な灰被りの中に硬質な緋色が残され、
湧き出す岩清水の奥に仄かにマグマを感じる酒映りとなっています。■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
径6.5cm×6.1cm×高さ5.9cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-10-30
■作者(金重 愫)について
金重 愫先生は金重素山先生の長男として1945年に岡山県で生まれました。
京都大学農学部を卒業した1969年から、金重素山先生の下で陶芸の道に入られました。
その後、1979年に現在の岡山市円山で独立されました。
轆轤を使用して主に茶陶を手掛け、深みのある強い焼成が持ち味です。
装飾をできるだけ排し、己の魂をストレートに土にぶつけることにこだわられています。
現在は個展を中心に活動されています。
岡山・東京・大阪・名古屋・京都・広島・福岡・熊本の各百貨店等で、
毎年精力的に個展を開催されています。
また1995年にはドイツ・ミュンヘンで個展を開催されました。
1997年には備前焼パリ展にも出品されています。
2019年には岡山県文化賞を受賞されました。
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