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藤原 和 作 「備前徳利」
(商品No. 6148)
28,000 円(税込)
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■作品の特徴
人間国宝の祖父と父の下に生まれ、単純・明快・豪放の基本理念を守りながら、
独自の造形を探求する藤原 和先生の前作の備前徳利です。
2008年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。
父と祖父が目指した技巧に頼らない美しさの表現を同じく追求しており、
シンプルながらも張りのある造形となった徳利です。
啓先生を彷彿とさせる独特の巻き口も面白く、
一定間隔で発生したリズミカルな胴の轆轤目から、
くるりと折り返した巻き口へと流れるように至っています。
焼成に関しても藤原家代々で受け継がれてきたもので、
肩には緋襷を巻いてかぶせ焼きにしつつ、
胴のには桟切りが雲のような景色となって発生しています。
前作ですが汚れや使用感などはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁4.2cm×胴径9.6cm×9.4cm×高さ13.5cm 容量 約450cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-02-19
■作者(藤原 和)について
藤原 和先生は人間国宝の藤原 雄先生のご長男で、祖父は人間国宝の藤原 啓先生です。
1958年に岡山県備前市で生まれました。
大学を卒業後、1980年から祖父と父に師事し陶芸を始められました。
1988年に独立して1990年に初窯を焚いています。
花器や食器を主に製作し、伸びやかな作風が持ち味です。
岡山、東京、京都、大阪など各地で個展を開いています。
1994年に「備前藤原三代展」開催されました。
2002年には日本学士会功労賞を受賞されました。
2004年、茶道裏千家淡交会中国支部顧問に就任されました。
2006年、陶心会会長に就任されました。
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