人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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伊勢崎 満 作 「備前徳利」

伊勢崎 満 作 「備前徳利」

(商品No. 6249)
36,000 円(税込)

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■作品の特徴

備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前徳利です。

常に備前焼の良さは土味にあると信じて活動し、
良質の田土にこだわり続けた満先生らしい奥深い景色をもっています。

一見するととても地味ですが、非常に多彩な窯変が出た作品で、
自然な黒をベースに霧のような黄胡麻と桟切りが掛かっており、
まるで魚の皮のような独特の色合いをもっています。

満先生の作品の中でもあまり見かけることがない瓢型の徳利で、
強い轆轤目を残した胴と上部の注ぎ口の大きさのバランスが非常に秀逸です。

土味と造形が相まって実に渋く落ち着いた雰囲気があり、
徳利でありながらも花入としても使ってみたくなるという奥深い魅力を持った作品です。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.2cm×胴径9.4cm×胴径9.3cm×高さ14.5cm 容量350cc

■作品画像

伊勢崎 満 作 「備前徳利」 #1 伊勢崎 満 作 「備前徳利」 #2 伊勢崎 満 作 「備前徳利」 #3 伊勢崎 満 作 「備前徳利」 #4 伊勢崎 満 作 「備前徳利」 #5 伊勢崎 満 作 「備前徳利」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2021-05-31

■作者(伊勢崎 満)について

伊勢崎 満先生は1934年に無形文化財 伊勢崎陽山先生の長男として生まれ、
幼少より父に陶技を習い岡山大学特設美術科彫塑を専攻されました。

茶陶の本格派として桃山風の造形や土味、焼成を追及。

作品によって登窯と中世の穴窯を使い分け、電気窯やガス窯は使わず、
松割木による焼成にこだわられています。

1964年日本工芸会正会員となり1974年には金重陶陽賞を受賞されました。

1994年に山陽新聞文化功労賞、1998年第15回田部美術館大賞を受賞されました。

同年3月に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

2011年8月、77歳で逝去されました。

受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、岡山日日新聞芸術文化功労賞、茶の湯の造形展大賞など多数/県展招待


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