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伊勢崎 競 作 「備前盃」
(商品No. 6354)
5,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
伊勢崎 満先生の四男に生まれ、昔ながらの素朴な備前焼に思いを馳せる伊勢崎 競先生の前作の備前盃です。
平成11年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。
作風の中に父である伊勢崎 満先生の持つ独特のリズム感を継承しており、
伝統的な備前焼ながらもどこかふわりとした軽やかさがあります。
沓茶碗をそのまま小さくしたような造形となっており、
上から見ると緩やかな三角形になっていることから、
抜群のホールド感を味わうことが出来ます。
口縁部や腰回りを囲むように入れた箆目が絶妙で、
主張しすぎること無く作品の中に上手く溶け込んでいます。
正面から腰にかけて小さな牡丹餅がやや不規則に四つ並び、
その配置はまさに伊勢崎一門らしい絶妙な配置となっています。
巧みな火加減による灰被り窯変と緋色のバランスも秀逸で、
緋色の変化を楽しみながらガリガリとした灰被りの触感を楽しむことが可能です。
前作ですが使用感や汚れなどはございません。■作品の概容
共箱(二方桟)
径8.6cm×7.8cm×高さ4.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-09-15
■作者(伊勢崎 競)について
伊勢崎 競先生は、伊勢崎 満先生の四男として1970年に岡山県備前市で生まれました。
高校卒業後、1988年から柴岡紘一先生に師事し5年間修業されました。
1993年からは伊勢崎 満先生の下でも5年間指導を受けました。
その後、1999年に独立されました。
1989年に県展、日本工芸会支部展で入選以降、公募展で活躍しています。
2001年に東京で初個展を開催され、以降は全国各地で個展やグループ展を開催されています。
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