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越智富雄 作 「伊部瓢徳利」
(商品No. 6376)
20,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
安倍安人先生のもとで黙々と窯焚きに励み、
未だ満たされぬ想いを陶にぶつける越智富雄先生の、
窯出しされたばかりの新作伊部瓢徳利です。
高温度帯での焼き込みを好む越智先生らしく、
キンキンに堅く焼き締まった重厚感のある作品で、
まさにに土が高密度で凝縮されているような力強さが感じられます。
胎土に別種の土を塗り込める伊部手ですが、
越智先生のそれは鉄を溶かして塗りつけたように濃厚な黒となっており、
黒鉄のような肌が艶やかな光沢を帯びて怪しく光っています。
正面には水滴のような胡麻が吹き付けられたように付着しており、
江戸期の胡麻を色のみならずスタイルまで含め見事に継承しているように思います。
胡麻の上品な見せ方にぴったりの静かな佇まいの瓢の造形も素晴らしく、
土焼き造りが三位一体となって越智ノワールを完成に導いています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
口縁2.5cm×胴径8.3cm×胴径8.3cm×高さ13.0cm 容量 約210cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-10-07
■作者(越智富雄)について
越智富雄先生は1949年に愛媛県で生まれ、愛媛県立新居浜工業高校を卒業しました。
1969年からは会社勤めの傍らで鷹美術で絵画と彫刻の勉強に励みました。
1976年に愛媛県にて安倍安人先生の窯焚きの助手を務めながら薫陶を受けました。
1998年に岡山県瀬戸内市牛窓の安倍安人先生の工房敷地内にご自身の窯を築窯されました。
彫刻や絵画を学んだ経験を生かしながら備前焼作りに取り組まれています。
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