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曽我 尭 作 「備前酒壺」
(商品No. 6444)
33,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する曽我 尭先生の、
窯出しされたばかりの新作備前酒壺です。
令和3年12月に窯出しされた最新作です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
土だけの窯はそれ自体が巨大な一つの焼き物となっており、
それ故に現代の美を飛び越えて古備前に差し迫るような極上の土味を見せています。
曽我先生の窯では窯焚きをするたびに土窯自体が変容し、
その影響で作品の焼き上がりも絶え間なく変化し続ける特性を持っており、
本作ではメタリックな黒い肌と白く濁った胡麻が出ています。
古備前にある雀口小壺をベースに独自の解釈を加えて発展させて、
下部を種壷のような縦長の意匠に変えて酒器としての利便性を向上しつつ、
よりお洒落でスマートなフォルムへと変化させています。
読んで字の如く酒の壺として酒壺(しゅこ)と銘打たれており、
一合強入る片口酒注としても使える他、壺型のカップとしてそのまま使ったり、
木蓋を使って蓋物として使うなど遊心を擽る造形となっています。
古備前にあるクリーム色の胡麻とはまた違いますが、
どこか古伊賀を彷彿とさせる複雑に折り重なった灰色の胡麻が発生しております。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径8.6cm×8.4cm×高さ12.2cm 容量 肩までで約270cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-12-11
■作者(曽我 尭)について
曽我 尭先生は1984年に東京都で生まれました。
2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に耐火煉瓦を用いない土だけの窯を築窯しました。
2013年より独立し作陶活動を開始されました。
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