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曽我 尭 作 「備前徳利」
(商品No. 6557)
38,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する曽我 尭先生の備前徳利です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
土だけの窯はそれ自体が巨大な一つの焼き物となっており、
それ故に現代の美を飛び越えて古備前に差し迫るような極上の土味を見せています。
明るい茶褐色の土肌に同化するように臙脂色の緋襷が出ており、
一見すると見栄えのない大変地味な景色と感じますが、
いつの間にか虜になってしまう、そんな奥深い魅力があります。
元々マットな土肌に加えて作品全体から鉄分が噴出して鈍い光を放っており、
さらには緋襷の巻き跡も一部が黒く変色することによって、
まるで従来の赤白の緋襷作品が風化して崩れ去る直前であるかのようです。
その姿は同じ六古窯の仲間である常滑焼の藻掛け作品のようにも見え、
曽我先生の土窯作品の振れ幅の大きさに驚かされます。
土の塊のような見た目に反して非常に柔らかな手触りとなっており、
曽我先生拘りの軽い胴の造りと相まって非常に使いやすい徳利となっています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
口縁3.8cm×胴径8.6cm×胴径8.6cm×高さ13.9cm 容量 約410cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-04-05
■作者(曽我 尭)について
曽我 尭先生は1984年に東京都で生まれました。
2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に耐火煉瓦を用いない土だけの窯を築窯しました。
2013年より独立し作陶活動を開始されました。
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