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曽我 尭 作 「備前酒呑」
(商品No. 6595)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する曽我 尭先生の備前酒呑です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
土だけの窯はそれ自体が巨大な一つの焼き物となっており、
それ故に現代の美を飛び越えて古備前に差し迫るような極上の土味を見せています。
曽我先生の窯では窯焚きをするたびに土窯自体が変容し、
その影響で作品の焼き上がりも絶え間なく変化し続ける特性を持っており、
本作ではまるで煤けたようにも見える独特のカセ胡麻が発現しています。
非常にキメの細かいカセ胡麻はカセ胡麻とは思えない程丸みのある質感となっており、
いつまでも掌で転がしたくなる素晴らしい触感となっています。
ベースとなった土味は僅かに橙色の混じった明るい茶色いとなっており、
鉄分等の噴出による黒点やまろやかな肌合いなど曽我先生らしい土肌を持っています。
古備前の酒呑を使うという夢を叶えてくれる面白い作品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.3cm×6.2cm×高さ5.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-05-11
■作者(曽我 尭)について
曽我 尭先生は1984年に東京都で生まれました。
2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に耐火煉瓦を用いない土だけの窯を築窯しました。
2013年より独立し作陶活動を開始されました。
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