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中村 真 作 「備前片口」
(商品No. 6620)
25,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前が誇る酒器の名工 中村六郎先生のご長男で、
酒器・食器作りで名高い中村 真先生の新作備前片口です。
令和4年4月に窯出しされた最新作です。
普段の焼き上がりよりも更にもう一歩しっかりと焼き込んでおり、
中村家のトレードマークである緋色が濃厚な紫蘇色と橙色へ変化しています。
この橙色が酒に濡れることで生命が吹き込まれたように一気に煌めき始め、
特に見込みはそっと置かれた抜けも相まって極上の酒映りとなっています。
作品全体に出るカセ胡麻もより色濃くより厚くなっており、
メロンの皮のような爽やかな緑糸のカセ胡麻が見応えのある景色を形成しています。
全体的なシルエットとしては、小型の茶碗や大型のぐい呑のような形となっていますが、
口縁部は轆轤の上でまるで粘土を踊らせたかのように大きくうねっており、
酒器にこだわり続ける中村家らしい非常に独創的な仕上がりになっています。
真先生こだわりの酒注ぎとして中村家のファンの方には勿論のこと、
手入れもしやすく日本酒や陶器初心者の方へも酒器入門用としておすすめの一品です。■作品の概容
共箱(二方桟)
口含む径14.3cm×胴径10.8cm×高さ7.4cm 最大容量 約200cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-06-06
■作者(中村 真)について
中村 真先生は1949年に中村六郎先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
1971年からは父中村六郎先生の下で基礎から備前焼を学び、
土作りから作品制作の技術まで様々な修練を積まれました。
合わせて金重陶陽先生の窯焚きを学ぶため、
金重道明先生の窯焚きを10年間手伝って薫陶を受けました。
その後、1975年に独立しました。
現在は酒器を中心に花器から食器まで幅広く制作されています。
東京、岡山、名古屋など全国各地で積極的に個展を開かれており、
息子の中村和樹先生との二人展なども開催されています。
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