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馬場隆志 作 「備前黒酒呑」
(商品No. 6694)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の、
窯出しされたばかりの新作備前黒酒呑(ぐい呑)です。
令和4年7月に窯出しされた作品です。
馬場先生が得意とする塗り土による黒備前の酒呑で、
斬新なデザインにスタイリッシュな黒の塗り土がよく似合っています。
しっかりと焼き込まれた黒の塗り土は、
全体的にガンメタリックのような鈍い輝きを放っており、
金属のような独特の肌合いに引き込まれそうになります。
口縁部分には炎に乗って自然釉が吹き付けられた形跡があり、
特に正面部分は黒の塗り土を溶かしながら緑色掛かった流れ胡麻を形成しています。
見込みにもたっぷりと胡麻が流れ込んでおり、
黒の塗り土の影響によって生まれた黄緑色の胡麻が、
さらに厚く固まることでより濃い深緑色へとグラデーションしています。
丁寧に面取りされた造形は高台部分で三脚となっており、
馬場先生らしいアバンギャルドな造形が楽しめます。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.3cm×7.2cm×高さ5.2cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-08-22
■作者(馬場隆志)について
馬場隆志先生は1983年、備前焼作家 馬場祥輔先生の長男として生まれました。
幼少のころから将来は陶芸家になると考え、
大学時代は陶芸の幅を広げるために彫刻を選択。
2006年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、京都市産業技術センターに入り、研鑽を積みました。
2007年に独立し、初個展開催。
現在、百貨店での個展を中心に活躍されています。
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