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高力芳照 作 「引出酒呑」
(商品No. 6731)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の引出酒呑です。
令和4年5月に窯出しされたばかりの最新作です。
これまでの高力備前には無かった引出黒の酒呑ですが、
本作は黒作品としてさらなる進化を狙ってコバルトを使用しています。
コバルトを入れた塗り土を使用し焼成中に窯の中から引き出しており、
作品正面には土から滲み出すようにして群青の窯変が発生しています。
更にその他の部分でも引出黒作品らしい景色となっており、
光沢感の強い肌がまるで須恵器のような明るいグレーに変化しています。
見込みでは前述の須恵器風の明るいグレーの肌の中に、
コバルトがアクションペインティングのように飛び散り味わい深いです。
高台周りではよりメタリック感が強くなりステンレスのようになるなど、
引出黒の不思議さ土の不思議さを改めて感じさせてくれる酒呑です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.3cm×6.3cm×高さ5.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-09-29
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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