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小山真吾 作 「備前窯変ぐい呑」
(商品No. 6759)
18,700 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
二代小山一草先生の下に生まれ陶芸一家の中で育ち、
金重素山先生に師事した小山真吾先生の備前窯変ぐい呑(酒呑)です。
桃山備前の良さを現代に継承した作品作りを心がけられており、
上質の田土を使用した味わい深い酒呑となっています。
登り窯焼成の花形である灰被り窯変を全身に纏っており、
とくに正面では海鼠肌と呼ばれる灰が溶けたガラス質の窯変が極上の色気を醸し出しています。
また、背面側面見込みに到るまでしっかりと灰被りの黒が途切れること無く続いており、
灰被り窯変のお手本とでも言うべき完璧な仕上がりは圧巻です。
ただ、それだけで終わらないのが金重素山先生門下の小山先生らしく、
正面の抜けでは選りすぐりの粘土を使ったであろう味わい深く上品な緋色が見られます。
やや太めの幅となった高台削りは金重素山先生の息吹を感じますが、
胴部の力強く伸びやかな立ち上がりなどに作者独自のリズム感があります。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.4cm×6.2cm×高さ5.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-10-29
■作者(小山真吾)について
小山真吾先生は二代小山一草先生の長男として1964年に岡山県備前市で生まれました。
幼い頃から陶芸一家の中で育ち、1984年に浪速短期大学デザイン美術家を卒業されました。
その後、同年4月より岡山県指定重要無形文化財の金重素山先生の下で6年間修行されました。
1990年に独立後は父の二代小山一草先生と共に、旧閑谷学校及び閑谷神社の復元作業などに参加されました。
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