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高力芳照 作 「備前窯変酒呑(手びねり)」
(商品No. 7125)
22,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑(手びねり)です。
令和5年10月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」どちらにも偏らずバランスの良い窯変となっています。
しっかりと焼き込まれた灰被り窯変は一部が海鼠肌となっていますが、
場所が少し変われば深緑色のカセ胡麻となっていたり、
登り窯らしい変化に富んだ焼きが見る者を楽しませます。
正面部分の抜けはほんのりと緋色が出た土味が顔を覗かせていますが、
隈取や見込みや側面など、微妙な位置の違いで目まぐるしく色合いが変化しています。
さらに本作はタイトル通り、轆轤を使わない手捻りで制作されており、
檜垣紋を駆使した力強い立ち上がりが、前述の窯変を見事に引き立てています。
まるで禅画の円のような堂々とした力強い高台も面白く、
まるで恵比寿の満面の笑みのような表情の高台は、
手捻りだからこそ出せたであろう絶妙な味わいがあります。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.5cm×7.3cm×高さ5.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-11-09
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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