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金重 愫 作 「備前麦酒呑」
(商品No. 7176)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する金重 愫先生の備前麦酒呑です。
金重備前の真髄である過度な装飾を避け土を生かすという理念に沿って制作されており、
必要最低限の口縁部の菱形の造形が全体と調和し見事な立ち姿を披露しています。
砂粒のスパイスがほんのりと効いた剥き出しの土肌は、
ビールの喉越しを楽しみ麦の香を楽しんだ後に掌全体でじっくりと愛でる事で、
生きた土づくりを堪能しつつ更に冷気とビールで濡れた肌で眼に喜びを与えてくれます。
しっかりと焼き込まれた肌はビターチョコのような濃厚な色合いになっており、
更に片身替わりで愫先生のトレードマークとも言える青みの強いカセ胡麻が出ています。
愫先生ご自身も愛用されているオリジナルの口縁が絞り込まれた造形は、
湯呑・ビアマグその他ワインなどの洋酒も幅広く楽しめるよう設計されています。
胴部中央の石爆ぜについては愫先生が漏れ止めをされています。
当店でも24時間水を張って漏れがないことを確認済みです。■作品の概容
共箱(二方桟)
径7.3cm×7.1cm×高さ11.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-01-01
■作者(金重 愫)について
金重 愫先生は金重素山先生の長男として1945年に岡山県で生まれました。
京都大学農学部を卒業した1969年から、金重素山先生の下で陶芸の道に入られました。
その後、1979年に現在の岡山市円山で独立されました。
轆轤を使用して主に茶陶を手掛け、深みのある強い焼成が持ち味です。
装飾をできるだけ排し、己の魂をストレートに土にぶつけることにこだわられています。
現在は個展を中心に活動されています。
岡山・東京・大阪・名古屋・京都・広島・福岡・熊本の各百貨店等で、
毎年精力的に個展を開催されています。
また1995年にはドイツ・ミュンヘンで個展を開催されました。
1997年には備前焼パリ展にも出品されています。
2019年には岡山県文化賞を受賞されました。
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