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金重 愫 作 「灰釉酒呑」

金重 愫 作 「灰釉酒呑」

(商品No. 6605)
66,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、
金重 愫先生の新作灰釉ぐい呑です。

令和3年10月の窯出しで焼き上がった最新作です。

愫先生は備前以外にも施釉無釉問わず様々な焼き物に挑戦しておられ、
そのどれもが左党の心を掴んで離さない色気を備えています。

電気窯ではなく登り窯で焼き上げられた灰釉の酒呑で、
登り窯による焼成が組み合わさり独特の表情を見せています。

唐津系に近い灰釉を調合しつつ、胎土には備前土をチョイスしており、
斑模様を発生させながらも、青磁のような強い水色が生まれています。

内側には登り窯焼成による自然釉がごく少量降り掛かっており、
藁灰釉と混ざり合うことで紫色の斑点へと変化しています。

愫先生の十八番の豪快な高台と、やや背の低いどっしりと構えた造形に対して、
焼成時に釉薬が垂れる事でより重厚な佇まいとなっています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.6cm×6.5cm×高さ5.3cm

■作品画像

金重 愫 作 「灰釉酒呑」 #1 金重 愫 作 「灰釉酒呑」 #2 金重 愫 作 「灰釉酒呑」 #3 金重 愫 作 「灰釉酒呑」 #4 金重 愫 作 「灰釉酒呑」 #5 金重 愫 作 「灰釉酒呑」 #6 金重 愫 作 「灰釉酒呑」 #7

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2022-05-21

■作者(金重 愫)について

金重 愫先生は金重素山先生の長男として1945年に岡山県で生まれました。

京都大学農学部を卒業した1969年から、金重素山先生の下で陶芸の道に入られました。

その後、1979年に現在の岡山市円山で独立されました。

轆轤を使用して主に茶陶を手掛け、深みのある強い焼成が持ち味です。

装飾をできるだけ排し、己の魂をストレートに土にぶつけることにこだわられています。

現在は個展を中心に活動されています。

岡山・東京・大阪・名古屋・京都・広島・福岡・熊本の各百貨店等で、
毎年精力的に個展を開催されています。

また1995年にはドイツ・ミュンヘンで個展を開催されました。

1997年には備前焼パリ展にも出品されています。

2019年には岡山県文化賞を受賞されました。


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