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金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」

金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」

(商品No. 6972)
77,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により、
多くの人々を魅了する金重 愫先生の備前緋襷ぐい呑です。

過度な装飾を避け、土を活かした作品制作という、
金重備前の理念に沿って制作された酒呑であり、
非常に寡黙であり、素朴すら通り越した静寂なる立ち姿を披露しています。

しかし、不思議なのはやり過ぎな程に無個性に徹しておりながらも、
一目で愫先生の作品と分かる独特の佇まいであり、
名人の技やリズムが無意識のうちに眼を通して心に焼き付けられるのでしょうか。

愫先生が食器などに使用されている比較的砂けの多いザックリとした土で制作されており、
スッキリとした清潔感のあるもぐさ土に素山先生直伝の鮮やかな緋襷が掛けられています。

細かな石や土の中に含まれる成分による小さな黒点など、
特製の円山電気窯から生み出される土味は、別格の風情と品格が宿っています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.2cm×6.1cm×高さ6.3cm

■作品画像

金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」 #1 金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」 #2 金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」 #3 金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」 #4 金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」 #5 金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」 #6 金重 愫 作 「緋襷ぐい呑」 #7

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2023-06-08

■作者(金重 愫)について

金重 愫先生は金重素山先生の長男として1945年に岡山県で生まれました。

京都大学農学部を卒業した1969年から、金重素山先生の下で陶芸の道に入られました。

その後、1979年に現在の岡山市円山で独立されました。

轆轤を使用して主に茶陶を手掛け、深みのある強い焼成が持ち味です。

装飾をできるだけ排し、己の魂をストレートに土にぶつけることにこだわられています。

現在は個展を中心に活動されています。

岡山・東京・大阪・名古屋・京都・広島・福岡・熊本の各百貨店等で、
毎年精力的に個展を開催されています。

また1995年にはドイツ・ミュンヘンで個展を開催されました。

1997年には備前焼パリ展にも出品されています。

2019年には岡山県文化賞を受賞されました。


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