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大澤恒夫 作 「備前片口」
(商品No. 7209)
5,500 円(税込)
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■作品の特徴
古陶磁を師として日々の生活の潤いとなるような作品制作を目指す、
大澤恒夫先生のやや前作の備前片口です。
独立以来、古陶磁研究と作品制作を並行して進めてきた大澤先生らしく、
古備前の持つ魅力を見事に作品の中に落とし込んでいます。
何層にも自然釉が重なり合った豪快な景色が魅力で、
青み掛かったカセ胡麻の上に黄胡麻が流れ落ち、
さらに胡麻の厚みがある部分では茶褐色の焦げ胡麻になっています。
一方で作品を下から眺めた際には、穴窯らしい赤みの強い土味が展開され、
薄橙色から緋色を経由し飴色へと見事なグラデーションとなっています。
内側では外周部と作品下部の特徴を併せ持った景色となっており、
やや赤味の強い土味に緋襷が掛けられ、その周りをまるで霜のようなカセ胡麻が覆っています。
お酒を入れて片口酒注ぎとしても勿論お使い頂けますが、
注ぎ口の位置の関係で急激に傾けるとお酒が溢れやすくなっています。
前作ですが汚れや使用感などはございません。■作品の概容
箱無し
注ぎ口含む径16.2cm×12.5cm×高さ8.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-02-05
■作者(大澤恒夫)について
大澤恒夫先生は1964年に秋田県で生まれました。
1982年からは備前焼作家の末石泰節先生に師事しました。
1997年に穴窯を築窯して独立し、古陶磁を研究しながら個展を中心に活動されています。
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