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森 青史 作 「ゆのみ」
(商品No. 7252)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
ご自身の窯に「灼陽」の名を冠し、消費社会へのアンチテーゼとして、
土に祈りを込めるように作品制作をした森 青史先生のゆのみです。
灼陽の名の如く、命を燃やすような緋色の表現に心血を注いだ青史先生らしい、
煌々と灯る窯の火が未だ冷めやらぬかのような、濃厚な緋色が特徴となっています。
その秘密は緋襷と高温長時間焼成にあり、気化した藁の成分が作品全体を覆い、
青史作品特有のねっとりとした油彩のような濃厚な緋色を形作ります。
造形は青史先生とルーツを同じくする森 陶岳先生のような雰囲気があり、
上部はオーソドックスなスタイルの円筒形の湯呑みながらも、
下部は球体を半分に割ったような独特の意匠となっています。
理想も理念もただの記号としてあっという間に消費されてしまう現代社会の中で、
祈りも願いも怒りもすべてを土に込めてきたエネルギッシュな湯呑です。■作品の概容
共箱(二方桟)
径8.0cm×8.0cm×高さ10.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-03-20
■作者(森 青史)について
森 青史先生は1944年に備前焼窯元六姓森家に生まれました。
大学卒業後の1969年より陶芸の道に入られ、父の森 竹山先生と兄の森 陶山先生に師事しました。
1975年に半地下式穴窯を築窯して独立し、以後は全国各地で個展を開催されました。
2011年に逝去されました。
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