人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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中村 真 作 「備前酒呑」

中村 真 作 「備前酒呑」

(商品No. 7280)
14,300 円(税込)

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■作品の特徴

備前が誇る酒器の名工 中村六郎先生のご長男で、
酒器・食器作りで名高い中村 真先生の前作の備前酒呑です。

中村家の代名詞である鮮やかな緋色を中心として、
絶妙な配置によってカセ胡麻と窯変が同時に発現した秀作です。

作品片面から見込みにかけては熾に埋もれてしっかりと焼き込まれ、
鼠色の灰被り窯変が隆起するほど強く焼かれています。

そしてもう片面はパッチワークのようにカセ胡麻に切り替わっており、
カセ胡麻と土味が混じり合ったモスグリーンの肌と、高台は熟した果実のような緋色が出ています。

何よりもまずカセ側と窯変側の二種類の緋色が楽しめるのが素晴らしく、
カセ側の鮮やかな緋色と、窯変側の落ち着いた緋色を呑みながら比べて楽しめます。

近年の真先生の酒呑は徐々に小型化しているような傾向がありますが、
本作は中村六郎先生を彷彿とさせる豪快な造形となっており迫力満点です。

購入後に大切に保管されていた未使用品です。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径9.0cm×8.4cm×高さ3.8cm

■作品画像

中村 真 作 「備前酒呑」 #1 中村 真 作 「備前酒呑」 #2 中村 真 作 「備前酒呑」 #3 中村 真 作 「備前酒呑」 #4 中村 真 作 「備前酒呑」 #5 中村 真 作 「備前酒呑」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2024-04-18

■作者(中村 真)について

中村 真先生は1949年に中村六郎先生の長男として岡山県備前市で生まれました。

1971年からは父中村六郎先生の下で基礎から備前焼を学び、
土作りから作品制作の技術まで様々な修練を積まれました。

合わせて金重陶陽先生の窯焚きを学ぶため、金重道明先生の窯焚きを10年間手伝って薫陶を受けました。

その後、1975年に独立しました。

現在は酒器を中心に花器から食器まで幅広く制作されています。

東京、岡山、名古屋など全国各地で積極的に個展を開かれており、
息子の中村和樹先生との二人展なども開催されています。


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