<< 戻る | 買い物かごを見る |
中村 真 作 「備前ぐい呑」
(商品No. 7272)
11,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
備前が誇る酒器の名工 中村六郎先生のご長男で、
酒器・食器作りで名高い中村 真先生の前作の備前酒呑です。
中村家の代名詞である鮮やかな緋色を中心として、
絶妙な配置によってカセ胡麻と窯変が同時に発現した秀作です。
首や背面から底部にかけては熾に埋もれてしっかりと焼き込まれ、
自然釉が正面へと流れ込むほどに強く焼かれています。
しかし、向かって左側面のみまるでパッチワークのようにカセ胡麻に切り替わっており、
樹木の肌のような渋いカセ胡麻と、熟した果実のような緋色が出ています。
何よりもまずカセ側と窯変側の二種類の緋色が楽しめるのが素晴らしく、
カセ側の鮮やかな緋色と、窯変側の落ち着いた緋色を呑みながら比べて楽しめます。
近年の真先生の酒呑は徐々に小型化しているような傾向がありますが、
本作は中村六郎先生を彷彿とさせる豪快な造形となっており迫力満点です。
かなり肌が滑らかになっており使用感がありますが、
汚れや匂いなどはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.8cm×7.7cm×高さ5.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-04-10
■作者(中村 真)について
中村 真先生は1949年に中村六郎先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
1971年からは父中村六郎先生の下で基礎から備前焼を学び、
土作りから作品制作の技術まで様々な修練を積まれました。
合わせて金重陶陽先生の窯焚きを学ぶため、金重道明先生の窯焚きを10年間手伝って薫陶を受けました。
その後、1975年に独立しました。
現在は酒器を中心に花器から食器まで幅広く制作されています。
東京、岡山、名古屋など全国各地で積極的に個展を開かれており、
息子の中村和樹先生との二人展なども開催されています。
関連商品