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森 一洋 作 「備前引き出し黒ぐいのみ」
(商品No. 7393)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前の鬼才、森 陶岳先生の長男として、
数々の大窯プロジェクトに関わりながら研鑽を積む、
森 一洋先生の前作の備前引き出し黒酒呑です。
平成22年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品と思われます。
本作は牛窓にある3基の窯のうち、20メートルの窯で焼き上げられた作品です。
森 陶岳一門の特徴的な技法である塗り土による黒備前ですが、
本作はさらに焼成中に窯から作品を取り出す引き出し技法も用いられています。
少量の酸化金属を使用した黒の塗り土は非常に深く繊細で、
引き出しによって透明化し、まるで極上の墨汁のような美しさがあります。
しかし、本作の真の魅力は見込みと底部に隠されるように宿っており、
見込みと底部を貫くように両面に炭化銀彩が発生し、
まるで使い古された銀のような美しく渋い色合いは一目で心を奪われます。
新品で購入後にそのまま大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(二方桟)
径6.3cm×6.3cm×高さ6.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-08-12
■作者(森 一洋)について
森 一洋先生は森 陶岳先生の長男として1966年に岡山県で生まれました。
1987年に京都芸術短期大学を、1991年には東京ガラス工芸研究所を卒業されました。
1992年から森 陶岳先生の元で陶技を学び備前焼の道へ入られました。
その後、1995年に初窯を出し独立しました。
1998年茶の湯の造形展に入選され、1999年と翌2000年には岡山と広島の百貨店でデビュー展を開催しました。
2002年には、森 陶岳一門による第一回岳焔会展に出品されています。
森 陶岳先生の下で大窯プロジェクトに携わり、2015年に寒風新大窯(85m)の窯出しをしました。
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