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大森礼二 作 「備前酒呑」
(商品No. 7429)
6,600 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
土を愛し、陶を愛し、古の陶工への敬意を持って備前に挑む、大森礼二先生の前作の備前ぐい呑です。
平成16年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品と思われます。
作品制作の際には古備前の制作技法や焼成のみならず、
その当時生きていた人々の宗教や精神性にまでも思いを馳せる大森先生らしい作品です。
シンプルな馬盥型の盃ですが、豪快な轆轤挽きで若干傾いており、
飾りっ気のない造形も相まって古備前同様の無骨な佇まいを堪能できます。
外周部には濃厚な黒の灰被りが、見込みにはよく溶けた黄胡麻がそれぞれ宿っており、
緩やかな三角形の意匠と相まって、見る角度で様々に表情が切り替わります。
古備前調の豪快かつ重厚な作風の中に、どことなくコミカルな一面を忍ばせ、
唯一無二の「大森礼二の備前焼」という存在感を放っています。
肌合いなどにやや使用感がありますが、汚れはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径8.3cm×8.1cm×高さ4.9cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-09-17
■作者(大森礼二)について
大森礼二先生は1969年に愛媛県伊予郡砥部町に生まれました。
1988年に愛知県窯業高等専門学校を修了し、1989年に加藤春鼎先生に師事しました。
その後は三重県伊賀や滋賀県信楽で陶芸を学び、1999年に備前焼に魅せられて岡山で活動を開始されました。
2000年に牛窓町寒風に工房と穴窯を築き、2004年に初窯を出されました。
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