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大森礼二 作 「備前擂鉢」
(商品No. 7306)
14,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
土を愛し、陶を愛し、古の陶工への敬意を持って備前に挑む、大森礼二先生の備前擂鉢です。
大森先生が0から築き上げた窯にて、丹精込めて精製した粘土を使って制作した作品です。
作品制作の際には古備前の制作技法や焼成のみならず、
その当時生きていた人々の宗教や精神性にまでも思いを馳せる大森先生らしい作品です。
室町後期から桃山時代を彷彿とさせる幅広い縁を備えており、
アバタ高台や切離し跡なども相まって古備前同様の無骨な佇まいを堪能できます。
しかし大森先生らしさはその無骨さではなく内側の櫛目にあり、
現在でも擂鉢制作の際には機能的な意味での櫛目を施しますが、
本作の櫛目はどことなく絵のような雰囲気があり、
コミカルな、それでいてどこか呪術的な雰囲気すらある独特のものとなっています。
古備前調の豪快かつ重厚な作風の中に、どことなくコミカルな一面を忍ばせ、
唯一無二の「大森礼二の備前焼」という存在感を放っています。■作品の概容
箱無し
径17.0cm×16.6cm×高さ6.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-05-16
■作者(大森礼二)について
大森礼二先生は1969年に愛媛県伊予郡砥部町に生まれました。
1988年に愛知県窯業高等専門学校を修了し、1989年に加藤春鼎先生に師事しました。
その後は三重県伊賀や滋賀県信楽で陶芸を学び、1999年に備前焼に魅せられて岡山で活動を開始されました。
2000年に牛窓町寒風に工房と穴窯を築き、2004年に初窯を出されました。
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