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多久 守 作 「備前緋襷大湯呑」
(商品No. 7299)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
自他共に認める土マニアであり、終わりなき研究の旅路を歩み続ける、
多久 守先生のやや前作の備前緋襷大湯呑です。
作風や箱から見て数年前に焼成された作品と思われます。
緋襷を自身の制作の中心に据える多久先生らしく、
近代備前を象徴するヒヨセ系の緋襷を味わいを見事に表現しています。
工房にズラリと並ぶ緋襷焼成の作品のすべてが色合いの違う緋襷となっており、
土マニアで研究熱心な多久先生だからこそ成し得る圧巻のレパートリーです。
本作は昭和の名工たちが表現していた登り窯による緋襷焼成に連なる作品で、
赤紫色掛かった土味に、朱色に近いネットリした緋襷は非常に風情があります。
ゆっくりと紐作りで立ち上げた見事な胴の造りも素晴らしく、
大湯呑というタイトルになっておりますが小服茶碗としてもお使い頂けます。
前作ですが使用感や汚れなどはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径9.6cm×9.0cm×高さ10.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-05-08
■作者(多久 守)について
多久 守先生は1952年に岡山県で生まれました。
備前陶芸センターで基本から陶技を勉強され、1980年からは木村隆明先生に弟子入りして陶技を磨きました。
1983年に当時の和気郡佐伯町に登り窯を築き、11月に初窯を出して作家として独立されました。
1998年には工房を建部町に移転し、半地下式穴窯を築かれました。
土の研究を得意としており、緋襷を基本に酒器や花器や茶器など幅広く制作されています。
日本伝統工芸展、中国国際陶芸展、朝日陶芸展、一水会陶芸展などに多数入選されています。
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