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多久 守 作 「備前湯呑」
(商品No. 7502)
6,600 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
自他共に認める土マニアであり、終わりなき研究の旅路を歩み続ける多久 守先生の、
窯出しされたばかりの新作備前湯呑です。
令和6年10月に窯出しされたばかりの最新作で、
炎が窯奥へと駆け抜けていく場所で焼成された作品です。
炎が駆け抜ける場所で焼かれたことで、作品全体に激しいカセ胡麻が出ており、
胴部だけに留まらず口縁部から内側へとカセ胡麻が侵入する様子は圧巻です。
見込みは逆に微細な自然釉がゆっくりと堆積しており、
滑らかな黄胡麻が見込み底に溜まり、その上にカセ胡麻が乗っています。
紐作りで土を締め上げるように立ち上げた造形は非常に力強く、
古備前水指の如き存在感と躍動感を感じます。
高台部は土見せのように一切の窯変が付着しておらず、
実は高台を見て初めてマーブル状の土味を持つ作品であると気付きます。■作品の概容
箱無し(※別途桐箱制作可能です)
径9.1cm×8.9cm×高さ7.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-12-04
■作者(多久 守)について
多久 守先生は1952年に岡山県で生まれました。
備前陶芸センターで基本から陶技を勉強され、1980年からは木村隆明先生に弟子入りして陶技を磨きました。
1983年に当時の和気郡佐伯町に登り窯を築き、11月に初窯を出して作家として独立されました。
1998年には工房を建部町に移転し、半地下式穴窯を築かれました。
土の研究を得意としており、緋襷を基本に酒器や花器や茶器など幅広く制作されています。
日本伝統工芸展、中国国際陶芸展、朝日陶芸展、一水会陶芸展などに多数入選されています。
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