人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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浦上善次 作 「備前徳利」

(商品No. 5073)
浦上善次 作 「備前徳利」
30,000 円(税込)

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■作品の特徴

数々の栄誉に輝き、世界的にも高名な無形文化財 浦上善次先生の備前徳利です。平成元年頃の陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。やや厚手でどっしりとした作りですが重量感はなく、程良い手取りで非常に使いやすくなっています。らっきょう徳利と呼ばれる型の造形となっており、ケレン味のない素直な造形が善次先生らしいシンプルで硬派な焼き上がりによく似合っています。重厚な紫蘇色にやや茶色の混じった黄胡麻がカラッとした質感で焼き付き、備前焼の長い歴史を見守ってきた善次先生が備前の魅力とは何かを語りかけてくるようです。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.6cm×胴径9.0cm×胴径8.8cm×高さ12.3cm 容量 約330cc

■作品画像

浦上善次作 「備前徳利」
浦上善次作 「備前徳利」
浦上善次作 「備前徳利」
浦上善次作 「備前徳利」
浦上善次作 「備前徳利」
浦上善次作 「備前徳利」

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公開日時:2018-06-12

■作者(浦上善次)について

浦上善次先生(1914年〜2006年)は伊部に生まれ、西村春湖先生に師事し陶芸の道に入りました。1935年芸術院会員北村西望先生の門下生となり塑像を学び、内藤伸先生に木彫りを、岡田三郎先生・大久保作次郎先生にデッサンを学びました。写実に立脚した生命感あふれる動物の置物や銅像、陶壁などが得意です。主な作品は岡山空港の陶壁、倉敷芸文館の大山名人陶板、備前陶芸美術館の金重陶陽胸像、津山市の児島高徳公陶像など。1973年に牛の置物がル・サロン300年祭で金賞を獲得。同年、岡山県指定重要無形文化財保持者となりました。2006年3月お亡くなりになられました。
受賞歴・・・岡山県文化賞、三木記念賞、仏・シャガール栄誉賞、紺綬褒賞、勲五等瑞宝章、サロン・ド・パリ展大賞など多数/県展審査会員


 

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