藤原 雄 作 「備前徳利」(商品No. 5139) |
150,000 円(税込)
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日本国内のみならず、世界へと視野を広げ、備前焼の魅力を広く伝えた人間国宝 藤原 雄先生の備前徳利です。陶印が非常に大きく刻まれており、雄先生が若い頃に制作された初期の作品を、人間国宝認定後に箱を新たに作り直したものと思われます。非常にキメ細かいモスグリーンのカセ胡麻が全身を覆う中で、まるでコンパスで線を引いたかのようにくっきりと丸抜けが出ており非常に見事な景色となっています。丸抜けの部分はまるで完熟した果肉のように鮮やかなオレンジ色となっており、カセの部分の植物のような肌合いと相まって陶器でありながらも瑞々しい果物のようです。晩年期は小振りな徳利が多い雄先生ですが、本作は初期作らしくどこか啓先生のようなどっしりとした大振りの蕪型となっています。
共箱(四方桟)
口縁3.7cm×胴径10.3cm×胴径10.1cm×高さ12.4cm 容量 約450cc
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公開日時:2018-08-01