中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」(商品No. 5987) |
55,000 円(税込)
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川端文男先生に師事し、現代の生活にマッチしたものづくりを目指す中原幸治先生の新作金彩茶碗です。
令和2年8月に開催された岡山天満屋での個展に出品された最新作です。
今回は電気窯による金彩緋襷の研究をさらに進め、
まるで虎柄のような独特の金彩を発現させることに成功しています。
今作では新しくブレンドした山土をベースとして金彩緋襷作品づくりに挑戦しており、
自然練り込み技法を使って土の成分のバラつきを出すことで虎柄を完成させています。
それだけでは土の組成が甘く、バラバラに解けたりひび割れたりてしまいますが、
腰回りを別種の土でコーティングしてやることで球形として立ち上げており、
シンプルなシルエットに反してパズルのように組み立てられた作品となっております。
虎柄の金彩は外周部は銅色に、内側では更に青銀色が加味され、
揺らめき立ち上る炎のようでいつまでも眺めていたくなります。
粘土を貼り合わせた作品ながらも極力重量感を出さないよう工夫されており、
食器づくりなどで培った中原先生のセンスと技量が見事発揮されています。
共箱後日(恐れ入りますが発送までお時間がかかります。)
径13.0cm×12.0cm×高さ9.0cm
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公開日時:2020-09-02