中原幸治 作 「裾濃金彩酒呑」(商品No. 5996) |
12,100 円(税込)
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川端文男先生に師事し、現代の生活にマッチしたものづくりを目指す中原幸治先生の新作金彩酒呑です。
令和2年8月に開催された岡山天満屋での個展に出品された最新作です。
今回は電気窯による金彩緋襷の研究をさらに進め、
まるで虎柄のような独特の金彩を発現させることに成功しています。
今作では新しくブレンドした山土をベースとして金彩緋襷作品づくりに挑戦しており、
自然練り込み技法を使って土の成分のバラつきを出すことで虎柄を完成させています。
それだけでは土の組成が甘く、バラバラに解けたりひび割れたりてしまいますが、
腰回りを別種の土でコーティングしてやることで立体として立ち上げており、
シンプルなシルエットに反してパズルのように組み立てられた作品となっております。
石膏型による多面体の造形も金彩と相性がよく、
光を反射して金彩に変化を加えつつ、
立体としてのシルエットの美しさを追求しています。
虎柄の金彩は外周部は銅色に、内側では更に青銀色が加味され、
揺らめき立ち上る炎のようでいつまでも眺めていたくなります。
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径8.0cm×7.3cm×高さ6.8cm
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公開日時:2020-09-12