原田拾六 作 「備前湯呑」(商品No. 6107) |
66,000 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され「末恐ろしい」と言われた鬼才、
原田拾六先生の最近作の備前湯呑です。
拾六先生がご自身の窯で焼成されていた作品の中でも最後期の窯の作品で、
重厚な土肌に豪快な胡麻が掛かった拾六備前の特徴をよく捉えた作品です。
拾六先生の湯呑自体があまり目にすることがない珍しいものですが、
本作は茶碗クラスの粘土量を使用した圧倒的なボリュームが見事な極上の湯呑となっています。
持ってみればまるで砲丸のようなどっしりとした重みがありますが、
作品が壊れても構わないといった風情の、鬼気迫る鎬による作風のインパクトが凄まじく、
圧倒的な迫力のこの作品には圧倒的な重量がでなければならないと納得してしまいます。
しかし内側の口縁部などには使用感を向上させるよう細かい箆を入れてあるなど、
決して豪快なだけでは収まらない懐の深い作品です。
最後期の窯焚きの集大成のような自然黒+金彩の焼成もまた見事で、
特に土味は全体がプラチナコーティングされたかのような輝きを持っており、
豪快な造形に負けない存在感のある景色となっています。
共箱(四方桟)
径8.8cm×8.7cm×高さ7.8cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-01-05