金重 愫 作 「備前酒呑」(商品No. 6601) |
77,000 円(税込)
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金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、
金重 愫先生の新作備前ぐい呑です。
令和3年10月の窯出しで焼き上がった最新作で、
見事なカセ胡麻と味わい深い緋色を携えた秀作です。
焼成は円山窯の特徴でもあり、また愫先生の代名詞でもある、
バリバリと肌に張り付くような青色掛かったカセ胡麻が出ており、
左党の心を鷲掴みにする育て甲斐のある景色となっています。
更には中央部の抜けでは、良質の田土の証左であるふんわりとした緋色も見られ、
激しい焼き上がりだけではなく備前土の魅力もしっかりと残っています。
造形面ではシンプルかつ伸びやかな筒型の酒呑となっており、
やや薄手な造りも相まって、余計な動きを廃した精悍な佇まいが見事です。
しかし、高台についてはやはり愫先生らしい力強い幅広の物となっており、
素山先生譲りの力強い箆使いと、手入れで剥がされたカセ胡麻が相性抜群です。
共箱(四方桟)
径6.7cm×6.0cm×高さ6.8cm
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公開日時:2022-05-17