金重有邦 作 「伊部湯呑」(商品No. 6793) |
22,000 円(税込)
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金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の窯出しされたばかりの新作伊部湯呑です。
令和4年11月に窯出しされたばかりの最新作です。
新たに設計した耐火煉瓦を使用しない土だけの穴窯「つちがま」を使用し、
金重の焼き方と特異な穴窯とが融合した作品となっています。
元来食器制作に心血を注いでいた有邦先生ですが、
近年はあえて食器を発表すること無く茶陶を中心に活動されていました。
本作はそんな有邦先生が久しぶりに手掛けた湯呑であり、
茶陶を超えた先にある食器と言っても過言ではない作品に仕上がっています。
有邦先生の特徴的なシンメトリックで静謐な茶碗で培った技術がそのまま転用され、
極上の土肌と最高の呑み口を備えた水溶液の飲むことに特化した最高の湯呑となりました。
最高の粘土を使用した柔らかな肌は絶妙な焼きの入れ具合によって、
使用時にはしっとりと水気を含んでまるで人肌のように変化し、
制作者である有邦先生すらも虜にする柔肌となります。
腰には丸い緋襷のような独特の窯変が出ており、
これは小さな炭を置いてぽっとほのかに色付くような窯変を狙われたそうで、
普段は目立ちませんが目に入れば途端に心を掴まれるという実にチャーミングなアクセントとなっています。
有邦先生曰く非常に敏感な土肌で茶渋が付きやすく、
使用後は早めに洗ってやるとより美しく育つそうです。
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.1cm×7.1cm×高さ8.7cm
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公開日時:2022-12-02