金重有邦 作 「備前グイ呑」(商品No. 6961) |
27,500 円(税込)
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金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の前作の備前酒呑です。
昭和62年の陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品と思われます。
現在は取り壊されてしまった伊部牛神下にて焼成された作品で、
登り窯作品らしい灰被り窯変を宿した酒呑です。
抜けの部分のグレーの色合いからも分かる通り、
本作は非常に強く焼けた作品で、現在の作風とはまた違った魅力があります。
背面に宿った強烈な灰被り窯変は黒色灰色黄色金彩など、
実に様々な色が混じり合いながら弾け飛び、
いつまでも飽きることなく眺めていられます。
当時はまだ目新しかったであろう筒型碁笥底の一風変わった造形は、
今見ても古臭さを全く感じさせずさすが有邦先生らしいです。
前作ですが未使用品で汚れなどはございません。
共箱(二方桟)
径6.0cm×5.5cm×高さ6.3cm
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公開日時:2023-05-29