人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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高力芳照 作 「備前酒呑」

(商品No. 7003)
高力芳照 作 「備前酒呑」
11,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑です。

令和5年6月に窯出しされたばかりの最新作です。

リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」のうちの「土」にかなり寄せたシンプルな酒呑となっています。

最小限の胡麻のみで構成された非常にシンプルな作品となっており、
自然釉の景色や発色を楽しめる備前焼でありながらも、
まるで炎から必死に粘土を守っているかのような焼き上がりとなっています。

全体的に土物らしいしっとりとした柔らかな表情を持っていますが、
特に胡麻が乗らなかった部分の土味に関しては、
しっとりとした肌合いと千変万化の色合いが相まっていつまでも眺めていられます。

土味を主役にした非常にシンプルな焼成の酒呑ですが、
高台部分は素山先生譲りの力強い高台削りとなっており、
呑む前と呑み終わった後での印象がガラリと変わる面白い酒呑です。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.4cm×6.4cm×高さ5.8cm

■作品画像

高力芳照作 「備前酒呑」
高力芳照作 「備前酒呑」
高力芳照作 「備前酒呑」
高力芳照作 「備前酒呑」
高力芳照作 「備前酒呑」

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公開日時:2023-07-09

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


 

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