人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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高力芳照 作 「備前引出黒酒呑」

(商品No. 7010)
高力芳照 作 「備前引出黒酒呑」
16,500 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作引出黒酒呑です。

令和5年6月に窯出しされたばかりの最新作です。

これまでの高力備前には無かった引出黒の酒呑ですが、
本作は黒作品としてさらなる進化を狙ってコバルトを使用しています。

コバルトを入れた塗り土を使用し焼成中に窯の中から引き出しており、
作品正面には土から滲み出すようにして群青の窯変が発生しています。

更にその他の部分でも引出黒作品らしい景色となっており、
メタリック感を帯びた光沢の強いダークグレーとブラックが見応えがあります。

ふと見るとまるで金属のように輝いているかと思えば、
たちまち深いブラックに光が全て呑まれるようでもあり、
見込みなどはまさに深遠なる宇宙を覗き込むかのようです。

高台周りではメタリック感が強くなるなど色合いが微妙に異なっており、
引出黒の不思議さ光の不思議さを改めて感じさせてくれる酒呑です。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.9cm×6.9cm×高さ5.6cm

■作品画像

高力芳照作 「備前引出黒酒呑」
高力芳照作 「備前引出黒酒呑」
高力芳照作 「備前引出黒酒呑」
高力芳照作 「備前引出黒酒呑」
高力芳照作 「備前引出黒酒呑」
高力芳照作 「備前引出黒酒呑」

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公開日時:2023-07-16

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


 

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