2014-06-01 BORDERLESS 馬場隆志先生の作品が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。備前地方ではそろそろ灌漑用水路に水が流れ始め、少し早めのクワガタも我が家に到来し、初夏の訪れとなりました。 さて、そんな中で馬場隆志先生の新作が川口陶楽苑にやってきました。現在HPでも少しずつご紹介させて頂いていますが、当ブログでも日替りでご紹介させて頂こうと思います。今回は第一弾ということで馬場先生の代表作で... More
2014-05-08 森本良信 陶展 酒器ト食器デ 「取り合わせ」 大阪三越伊勢丹にて開催されている森本良信先生の個展へ伺って参りました。「酒器ト食器デ 取り合わせ」をテーマに5月7日(水)~13日(火)まで開催されています。今回は久々に食器を多数展示されており、角皿や葉皿など美しい土味と胡麻景色の食器が豊富に展示されていました。酒器との取り合わせも備前の土色や緋襷などを上手く組み合わせながら展示されていて、備前だけ... More
2014-03-29 森本良信先生の井戸盃 庭の桜が少しずつ開花し始めました。もうすっかり春ですね。写真は森本良信先生の井戸盃です。ご愛用のお客様が持って来て下さったのを撮影させて頂きました。お買い上げに頂いてから約半年ほど経過しましたが、最初の頃に比べると色調に一段と深みが増しています。日頃、お客様はこの盃で煎茶を楽しんでおられるそうです。使い味が出て一層良い雰囲気となっています。森本先生に... More
2014-02-15 正宗 悟(杜康)先生の酒呑 先日、常連のお客様と焼き物談義をしておりましたところ、亡くなった正宗 悟先生の話になり、お客様が生前に正宗先生に酒呑の制作をお願いして見事な焼きの作品をお譲り頂いたというお話を伺い、是非一度拝見させて頂きたいとお願いし、後日お持ち頂きました。 期待に胸を膨らませながら、箱から出された作品は想像以上の素晴らしい作品でした。悟時代の作品だそうですが、十文字... More
2014-01-15 高力芳照先生の器 特徴的な緋襷、ザックリとした山土の風合い、すぐに高力先生と分かる作者らしい食器ですね。お客様より高力先生の食器を使用した感想を教えて頂きました。使用する前には端正にまとまりすぎているのではと思っていたそうですが、料理を盛り付けるとその印象は一変し、端正でスッキリとした佇まいが素材を引き立て、器自体が出しゃばらず、確かにしっかりと料理を支えてくれる。計算された完成... More
2014-01-10 一年の計は元旦にあり 皆さん、明けましておめでとうございます。本年も川口陶楽苑を何卒宜しくお願い致します。皆さんはお正月はどのようにお過ごしだったでしょうか。釣りがご趣味のお客様から初日の出のお写真を頂きました。愛媛県の南宇和郡愛南町武者泊の初日の出だそうです。年末から年明けにかけて釣りに行かれていたそうです。初日の出は何年も見ていませんが、美しい写真に何とも厳かな気持ちにさせて頂き... More
2013-12-17 お客様の窯出し作品 早いもので12月も半ばを過ぎ、いよいよ今年も残りあと僅かとなりました。本日は常連のお客様がご自分の窯で焼成された作品を持ってお越し下さいました。お客様はご自分で設計された穴窯をご自宅の敷地内に築窯され、年に2回窯焚きをされています。小さい窯で約100点程作品が入るそうですが、それだけに一つ一つしっかりと灰が乗り、見たことのないような景色のものが出たりする事もあり... More
2013-11-24 やきものが結んでくれた繋がり 短い秋も過ぎ去り、いよいよ本格的な冬の寒さとなって参りました。さて、この度は日頃よりお世話になっておりますお客様から素敵なお写真を頂きましたのでご紹介をさせて頂きます。作品達もお酒を浴びて、店頭にいた頃より一層生き生きとして見えます。藤原 啓先生、雄先生の親子の酒器がお客様のお手元にて、共宴しているというのもまた感慨深いものがあります。自家製のなすのぬか漬けもさ... More
2013-10-07 秋谷昌央先生の黒カップ 以前に秋谷昌央先生の黒のコーヒーセットやマグカップをお買い上げ頂いたお客様から素敵なお写真を頂戴しました。普段使いに頻繁にご愛用頂いているそうで嬉しい限りです。エスプレッソコーヒーにミルクを入れてカフェラテにされたり牛乳を入れたりすると、塗り土の黒の肌がミルクの白を引き立てて、コントラストが良く気に入って下さっているそうです。秋谷先生はよく黒のシリーズをつくられ... More
2013-09-28 森本良信 擂鉢 「土味が生きとる」「土味が死んどる」などと備前ではよく耳にする言葉ですが、見た目の土肌の風合いから土の生命力のようなものを感じる事が出来る作品が備前には沢山あります。土に拘る、焼きに拘る、形に拘る。作家によって目指すものは様々ですし、様々なアプローチで私達を感動させてくれます。そんな中でも、やはり備前には他にない土の限りない魅力がありますので、土味の生き生きとし... More
2013-08-28 秋谷昌央 黒鉢 先日、店頭にて秋谷昌央先生の黒鉢をお買い上げ頂いたお客様より素敵なお写真を頂きました。柚子胡椒風味の豚骨のサラダだそうです。何とも美味しそうです。鉢が大振りなので4人分はいけるそうです。こちらの鉢は外側が塗り土を施された黒の土味、内側が塗り土なしの胎土に胡麻景色というコントラストの美しい作品でしたが、内側には胡麻がたっぷりと降り注いでおりますので、使ってみると緑... More
2013-08-09 森本良信先生の織部作品が入荷しました。 この度、森本良信先生が新たに窯出しをされ、前々から制作をお願いしておりました織部作品が入荷いたしました。画像のような織部酒呑と織部小皿が焼き上がりました。夏にピッタリの涼しげな深緑色の色合いとなっております。画像以外にも作品がいくつかございますので、ご希望の場合はご連絡頂けましたら詳細画像をお送りさせて頂きます。織部酒呑12,000円(共箱)径7.7cm&tim... More
2013-08-05 森 一洋先生の向付 猛暑日が続いておりますが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?先月から開催中の「森 一洋 特集」はご好評頂いており誠に有難うございます。店頭にてあけび向付をお買い上げ頂いたお客様より嬉しいメールを頂いたのでご紹介させて頂きます。特殊な形状の器であるので、一見使い方がイメージしにくいかもしれませんが、お客様によるとお刺身や酢の物など幅広くお使い頂いているそうで大変... More
2013-07-11 山本雄一先生の緋襷皿 先日、お客様にお買い上げ頂きました山本雄一先生の緋襷皿。キメ細やかな白地の土肌に鮮やかに緋襷が映えた雄一先生らしい作品でした。お客様がひと月振りにご来店下さいましたので、どのようにお使い頂いているのか、お尋ねしましたところ、お造り等を盛ってお使い頂いているとのこと。嬉しい限りでございます。また写真も見せて下さいました↓ 料亭のお料... More
2013-05-16 さくらんぼを頂きました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。ここ数日の夏日で半袖を引っ張りだしてきました。桜の花と同様、過ごしやすい春の日は本当に短い間でした。さて桜の花といえば、お客様からとても可愛らしいさくらんぼを頂きました。無農薬で栽培されているそうで、美しい紅色が心を和ませてくれます。美しい紅色と葉の緑を引き立てるために、友利先生の台付花器に活けてみました。単体でオブジェ... More
2013-04-18 林原美術館にて川喜田半泥子先生の特別展が開催されます 金重陶陽が慕った 川喜田半泥子と茶の湯の世界 ―石水博物館名品展―開催期間:平成25年 4月26日(金)から6月23日(日)場所:林原美術館 〒700-0823 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15TEL:(086)223-1733 FAX:(086)226-3089 林原美術館のHP開館時間:10~17時(入館受付は16時30分まで)休館日:月曜日休館(4月2... More
2013-03-15 伊勢崎晃一朗先生が窯出されました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日、伊勢崎晃一朗先生の窯出しがありました。今回の窯出しでも見る者をワクワクさせてくれる作品ばかりで、つい時間が経つのも忘れて作品選びに夢中になってしまいました。実は晃一朗先生は学生時代には木彫をされていたそうで、その技術が作陶にも大変活かされており、土の新たな表情を引き出されていると感じます。大きなノミで土を大胆に削っ... More
2013-03-11 秋谷昌央先生が窯出しされました 秋谷昌央先生が窯出しをされました。現在、手入れをされている状況です。手入れが終わる頃に当店も新作を仕入れに伺う予定です。手入れ中の作品を少し拝見させて頂きましたが、今回は黒の発色も良くブルーも美しく発現しておりました。そして普段使いに出来そうなお洒落なカップ類も新たに作られており、色々と選ばせて頂くのが楽しみです。秋谷先生の手入れのご様子をfacebookにて公... More
2013-02-08 ブログのご紹介 今回もお客様の素敵なブログをご紹介させて頂きます。一年ほど前から当店にも良くお立ち寄り頂いておりますが、大変勉強熱心な方で時間があれば度々伊部の町を散策されているそうで、焼き物収集歴一年とは思えない程の知識と素晴らしい作品の数々をコレクションされておられます。備前焼についてのお話もたくさんさせて頂き、こちらも勉強になることが多いです。先日は相賀真志郎先生の伊部茶... More
2013-02-07 イタリアン精進料理 先日、友人宅で「イタリアン精進料理」をご馳走になりました。精進料理というと和食のイメージしかなかったので、イタリアンというのに驚きましたが、広島県にあるお寺でイタリアン精進料理の修業をしたそうです。精進料理ということで、肉・魚は使わず、穀物と野菜を豊富に使った見た目にも彩り鮮やかなお料理の数々でした。見た目は一見、和の雰囲気も漂わせますが、玄米と生姜のリゾット、... More