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初代 藤原楽山 作 「備前茶入」
(商品No. 4923)
66,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
明治から昭和初期にかけて活躍され、茶器などで名品を多く作り上げた初代藤原楽山先生の備前茶入です。当時の苦境の中でも創意工夫を凝らし、塩焼きによる美しい青備前を作り上げた初代楽山先生ですが、本作でも淡い青灰色の肌が何とも枯淡な味わいとなっています。淡い青灰色の塩焼きですが窯で焼くことによる良い意味でのムラがあり、薄く乗った自然釉や肌合いの移ろいなど陶器らしい楽しみもあります。重ね餅のような可愛らしい造形ですが、全体に一切歪みがなく初代楽山先生が非常に卓越した技術を持っていたことが分かります。
■作品の概容
二代楽山識箱(四方桟) ※仕覆はついておりませんので予めご了承下さいませ
径6.3cm×径6.3cm×高さ7.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-02-03
■作者(初代 藤原楽山)について
初代 藤原楽山先生は明治9年に生まれました。明治31年、藤原家へ養子、若年のとき黄薇窯で久本葛尾先生にロクロを学ぶ。茶碗・急須・宝瓶などを最も得意とされ、彩色備前の細工物もつくられています。作品の多くは、いわゆる食塩青を焼いています。昭和5年2月亡くなられました。
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