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小山末廣 作 「備前窯変盃」
(商品No. 6106)
19,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
名工と呼ばれた初代小山一草先生の下に生まれ、金重素山先生にも薫陶を受けた小山末廣先生の前作の備前窯変酒呑です。
平成4年頃の陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。
抜群の窯変は一目で最上作だと分かる素晴らしい焼き上がりで、
一窯の中でも中々取れない希少なものとなっています。
登り窯における灰被り窯変という焼き上がり自体、
強い焼きと美しい緋色を両立させるのが大変難しいですが、
本作は濃厚な鼠色の灰被りと滲み出すような緋色が見事に両立されています。
金重素山先生の酒盃を思わせる造形も見事で、
ゆったりと広がった上部やダイナミックな高台削りなど、
激しい窯変に負けない力強さを持っています。
前作ですが使用感や汚れなどはございません。■作品の概容
共箱(二方桟)
径7.5cm×7.4cm×高さ4.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-01-04
■作者(小山末廣)について
小山末廣先生は初代 小山一草先生の三男として1948年に岡山県備前市で生まれました。
備前高校卒業後は窯元陶正園に入り約4年間修業され、1971年に窯を築いて独立されました。
その後、金重素山先生に美意識とバランス感覚を学ぶなど薫陶を受けました。
1973年には日本伝統工芸展に入選し、岡山県展でも山陽新聞社賞・県知事賞・県展賞など入賞7回されています。
1984年に岡山県美術展の委嘱となりました。
一水会展では79年以降6回入賞し、田部美術展でも入賞されています。
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