人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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浦上善次 作 「備前酒盃」

浦上善次 作 「備前酒盃」

(商品No. 6360)
45,000 円(税込)

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■作品の特徴

数々の栄誉に輝き、世界的にも高名な無形文化財 浦上善次先生の備前酒盃です。

平成9年までの陶歴書が同封されており、
岡山天満屋での親子展に出展された作品であると思われます。

浦上善次、光弘先生親子の十八番である強還元による青備前の酒盃で、
青みがかったグレーにの土肌がシックな雰囲気を醸し出しています。

緋襷も強還元によって濃いグレーから黒へとグラデーションしており、
青みがかったグレーの空に縦横無尽に黒の流星が駆け巡る景色は圧巻です。

造形も善次先生と一目で分かる十八番の胴締め型の造形となっており、
中央部にはトレードマークの箆目が二本入れられています。

作風としてはかなり大振りですが、
胴締めの意匠と程よい薄造りで持ちやすくなっており、
素直で使いやすい酒器であると言えます。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径7.3cm×7.1cm×高さ5.8cm

■作品画像

浦上善次 作 「備前酒盃」 #1 浦上善次 作 「備前酒盃」 #2 浦上善次 作 「備前酒盃」 #3 浦上善次 作 「備前酒盃」 #4 浦上善次 作 「備前酒盃」 #5 浦上善次 作 「備前酒盃」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2021-09-21

■作者(浦上善次)について

浦上善次先生(1914年〜2006年)は伊部に生まれ、
西村春湖先生に師事し陶芸の道に入りました。

1935年芸術院会員北村西望先生の門下生となり塑像を学び、
内藤伸先生に木彫りを、岡田三郎先生と大久保作次郎先生にデッサンを学びました。

写実に立脚した生命感あふれる動物の置物や銅像、陶壁などが得意です。

主な作品は岡山空港の陶壁、倉敷芸文館の大山名人陶板、
備前陶芸美術館の金重陶陽胸像、津山市の児島高徳公陶像など。

1973年に牛の置物がル・サロン300年祭で金賞を獲得。

同年、岡山県指定重要無形文化財保持者となりました。

2006年3月に逝去されました。

受賞歴・・・岡山県文化賞、三木記念賞、仏・シャガール栄誉賞、紺綬褒賞、勲五等瑞宝章、サロン・ド・パリ展大賞など多数/県展審査会員


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