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各見政峯 作 「備前屋久杉板目酒呑」
(商品No. 6733)
22,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
近代陶芸の巨匠たちの薫陶を受け、独自の境地を切り開いた各見寿峯先生の政峯時代の備前屋久杉板目酒呑です。
義弟である四代華山先生のご逝去を受け、生前より四代華山先生が手掛けられていた木目備前を受け継ぎ、
平成17年に発表された屋久杉を利用した屋久杉板目シリーズの酒呑です。
板状の粘土を屋久杉の板に押し当てることで板目を粘土に転写し、
そのままたたら作りと呼ばれる技法で粘土を巻くようにして作品として立ち上げています。
屋久杉の板目を活かすように極力自然釉は避けて焼成されており、
絶妙な光沢感を持つ土肌と複雑な板目が絡み合い独特の肌を構築しています。
見込みにはこれまた不思議な花の模様のような緋色の抜けが出ており、
屋久杉作品らしい極上の酒映りを楽しむことが出来ます。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.1cm×6.0cm×高さ6.2cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-10-01
■作者(各見政峯)について
各見政峯先生は1921年に岡山県備前市で生まれました。
1935年から岡山県工芸学校で漆芸家の難波仁斎先生に蒔絵を学びました。
戦後に金重陶陽先生の作風に感激し、宝瓶づくりの指導を受けたのをきっかけに陶芸の道に入られました。
その後は山本陶秀先生にも師事されました。
1969年には日本工芸会正会員に認定されました。
1980年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
1997年には備前焼パリ展に出展されました。
伝統の枠にとらわれない作品を多数制作しており、鬼備前、絵備前、縄文備前、須恵風備前などが有名です。
絵や書画や短歌をたしなみ、歌集を4冊出版しています。
2017年8月に逝去されました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、山陽新聞賞、文部大臣奨励賞、勲五等瑞宝章、岡山県文化賞、三木記念賞など多数/県展審査会員
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